2009年08月02日

8月2日 生贄ではなく、憐れみを

生贄ではなく、憐れみを
マタイによる福音書 9章9〜13節

マタイは収税所に座っていた。自分と同じユダヤ人から通行税や関税を取り立てるためだ。マタイは、こうして収税所の「小役人」として富豪の主人に仕えて一体どのくらいの収入を得ていたのだろう。この収税所に座っていることで我慢を強いられる非人間的取り扱いの数々は、彼の得る収入に果たして見合ったものだっただろうか。*マタイは、争いや揉め事をずっと避けて生きてきたに違いない。さっさと「負ける」ことで自分の安全と家族の生活の安定を確保して来たのだろう。*だが、今「負けること」に慣れきった一人の男が、恐らく人生で最初に自分のために行動しようとしている。ため息に満ちたマタイの人生は、「負け組」の彼のその優しさの故に安らぎに満ちたものへと変化する。
posted by MATSU at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 2009年度 4〜9月 | 更新情報をチェックする
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