2009年11月08日

11月8日 天を仰いで

天を仰いで
創世記 15章1節-18節

老年に至っても跡継ぎを得ることが叶わないアブラハムは、神にその嘆きをぶつけた。すると神はアブラハムの夢に自ら現れ「子孫繁栄」の約束をくり返す。物語は、アブラハムがその啓示を信じたので「そのことで彼は彼を義と認めた」と締めくくる。*夢で与えられた約束の言葉を信じたアブラハムがその信仰によって神に義と認められたのか、或はアブラハムが信仰の内に神を義と認めたのか、ヘブライ語原典は読み手にその解釈を委ねる。*いずれにしても、莫大な財産を得ながらそれを受け継ぐもののない空しさを、神の(空?!)約束の言葉に信頼しつつ、満天の空の星を見上げながら飲み込んだアブラハムの心中は複雑だ。*自ら歩んだ人生とその実りが誰かに受け継がれ更に豊かな実りをもたらすことを願わぬものはない。満天の星が人に見せつける悠久の神の時と被造宇宙の広大さの前に、自らの儚さと、命の繋がりの不思議とを思って嘆息したアブラハムと共に、私たちも天を仰いで、神の約束に信頼する旅を歩み続ける群れでありたい。

posted by MATSU at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 2009年度10〜3月 | 更新情報をチェックする
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