2009年12月20日

12月20日 福音はどんでん返し

福音はどんでん返し
ルカによる福音書 1章39〜59節

預言書の日課も福音書の日課も最初の子どもを宿した女性が歌う賛歌である。*どちらの女性も驚きと喜びに満たされている。だが二人の女性の間には大きな違いがある。ハンナの場合は、切望していた子を愛する夫との間に与えられる、という円満解決の設定だが、マリアの場合はこの受胎によって社会的生命の危機に立たされる。*ハンナは望んでもなかなか「母」となれなかった自分自身を「弱い者・低くされた者」として、その自分を神が高く引き上げ喜びを与えて下さった、と歌うのだが、マリアの場合はその受胎によって汚名を受けることを強要され、許婚にも苦悩を味あわせることになる。*二人の女性はどちらも神を「偉大な方」と賛美する。だがクリスマスの賛美は、マリアが体験したような人生の危機の只中にあるにも拘らず、そのどん底に実現する神の勝利、その究極のどんでん返しの喜びを、先取りして歌うものなのではないだろうか。
posted by MATSU at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 2009年度10〜3月 | 更新情報をチェックする
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