2010年08月15日

8月15日 平和の福音

平和の福音
エフェソの信徒への手紙 2章14-22節

エフェソの教会は深刻な内憂を抱えていた。ユダヤ伝統主義の立場をとる人たちと、「異邦人」キリスト者との交わりを育て、ヘレニズム文化に適応した信仰共同体を求める人たちとの間の確執だ。*パウロが「双方」を和解させた、という場合、このユダヤ主義者とヘレニストの「双方」を指す。*それぞれの人間が生き文化や政治の文脈は複雑で多種多様。しかし、キリストの福音は、文化や政治、主義主張の境界を止揚する。そして「民族至上主義」というエゴイズムを無化する。*ギリシャ語で「家」のことを「オイコス」という。ここから「世界=オイクメネ」という言葉が派生する。神の造られた「世界」は正に、全ての被造物の「家」なのだ。それ故、キリスト者は神の支配の下に一体となって一つの建物(=教会)を立ち上げる、というパウロの言葉は、信仰共同体が、より大きな「神の家」=世界(オイクメネ)の平和の礎として招かれていることを私たちに示唆するように思われるのだ。
posted by MATSU at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 2010年度 4〜9月 | 更新情報をチェックする
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