2008年05月04日

5月4日 昇る

昇る
列王記下2章1-15節

エリヤはエリシャと50人の預言者の弟子たちの目の前で炎の戦車に乗って天空へと昇っていった。後には彼の外套が舞い降りる。エリシャはその外套を纏って師の「霊」の留まる真の後継者となる。*人間の限界の中に生きながらにしてエリヤは神の元へと昇ってゆく。イエスもまた、復活の体、即ち人間の姿のままに昇っていった。それは私たちもまた、やがては神の領域へと昇ってゆく希望の徴だ。*その時まで、私たちは昇っていった方から送られる霊をこの身に纏い地上の宣教の業を引き継ぐ。昇って行った方の命の記憶を心に刻みながら。
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2008年04月27日

4月27日 どんなものも

どんなものも

ローマの信徒への手紙 8章28-39節

どんなものも、「主キリスト・イエスによって示された神の愛から、私たちを引き離すことはできない」と使徒パウロは確信に満ちて言う。それは私たちの信仰の力を評価してのことではない。私たちは寧ろ、簡単にこの手を緩めて神から離れる。*パウロが明確にしようとしているのは、イエスを通して私たちを捕らえて放さない神の愛の力に相違ない。この地上のどんなものが試みても、私たちを捕らえる神の手が緩むことはない、そうパウロは告白しているのではないのか。*私たちの優柔不断にも拘らず、いやそうと承知だからこそ、何ものにも、死にさえも動じない神の愛=キリストが、私たちと共に、この日常を歩んでくださる。
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2008年04月20日

4月20日 自由への召し

自由への召し

ガラテヤ5章13-25節

私たち人間は、様々な限界の中で日々生きる。1日24時間の枠内で睡眠をとり食事をし、労働し遊ぶ。ひとりの経験も勇気も知識も、誠心誠意尽くしてもやはり限界がある。そして何より私たちは傷つき衰え、やがて朽ちる肉体の限界の中に生きている。*それでも、いやそれだからこそ、イエスは私たちにその限界を超えて広がる命の世界を拓き、この世であたかもその自由を既に手にしているが如くに生きるよう招かれる。福音の使者として。*memento mori(死を憶えよ)とcarpe diem(今日を掴め)の間で今日も自由を生きる。

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2008年04月13日

4月13日 従う

従う
ヨハネ福音書21章10-25

湖畔での親しい朝食の後、イエスはペトロを散歩に誘う。その道々でペトロはイエスから3度「私を愛するか?」と問われる。*「ナザレのイエスなど知らない」と3度否定したあの夜の意趣返しなのか。いやそうではない。何故なら、大切なのは「私の羊を飼いなさい」というイエスからの3度の委託の言葉だから。*日常に埋没し、疲労困憊する私達に、イエスは十分な食べ物を用意して労い、「私の羊を飼いなさい」と新しい業に送り出してくださる。*三度の裏切りの言葉が、三度の信頼の委託の言葉によって、ゆっくり癒される。
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2008年04月06日

4月6日 浜辺の食事

浜辺の食事
ヨハネ福音書21章1-14

夜通しの漁が徒労に終わろうとしたとき、イエスは弟子たちに思いがけない大漁の機会を与えた。疲れた体を、突然懐かしい驚きで包まれて弟子たちは浜へあがる。その弟子たちを、イエスは浜辺で炭火を熾し、取れたての魚を焼いて弟子たちを待ち受けていた。パンもあった。*失望のうちに都を去り、故郷に逃げ帰って以前の平凡な毎日に埋没していた弟子たち。だが、イエスはその弟子たちを飲み食いという、将に「日常茶飯事」の中で捉えて復活の真理を証された。*復活の福音は、腹だけでなく心をも満たす仲間の食事の中に露に、親しくつげ知らされる。

説教者紹介
David J. Huber(デイヴィッド・ヒューバー)
1965年アメリカ・ウィスコンシン州生まれ。General Morters 工科大学を経てニューヨーク・ユニオン神学校で学ぶ。ハワイ、ニューヨークなどで中高生担当牧師として経験をつんだ後、現在のウィスコンシン州オウクレア市にあるPlymouth合同教会牧師として招かれる。元々の専門は電子工学だが、音楽、料理など趣味は広範囲。
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